消防操法大会いらない

消防団には消防操法大会と言うイベントがあります。消防車やポンプを使って水を出し的を倒す速さや規律の正確さを競う大会です。

これだけだととても良いことに思えます。しかし私は操法大会は税金の無駄だと思っています。

なぜなら大会のルールが全く実践的ではなく消火技術の錬成にはとても効率が悪いからです。

消防の訓練なのに防火服を着ない、初めてみた時有り得ないと思いました。実戦の時に着る物を着ないでやる訓練に何の意味があるのでしょう。これは訓練のための訓練そのものです。

確かに基礎的動作の習得と言う意味では全く無駄だとは言えないですがこれを毎年選手を決めて何ヶ月も錬成する、しかもその訓練のための訓練にも訓練手当がつき大会当日も少なくない公費が投入されます。まるで税金を使った運動会です。地域を守る消防団、皆さん本業の仕事の傍ら貴重な時間を使って訓練、活動に励んでいるはずです。貴重な時間、税金を使って運動会の練習をしていいのでしょうか？火災の訓練のはずなのに防火服を着ないでタイムを競っていて胸を張って地域を守っていると言えるのでしょうか？とても疑問に思っています。